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オモト

ユリ科オモト属の耐寒性常緑多年草
花言葉/ 崇高な精神・不老・長命・相続など
開花期/5〜6月頃に白い小花が咲き、秋に橙色の実がなります。
原産地/日本、本州南部から西日本山地の陰地
日本各地に自生し、名前の通り四季を通して常緑の葉で、葉・色・形・模様などが絵画的な魅力を持つ、伝統園芸植物として古来より愛培されてきました。
古く江戸時代に趣味の対象として人気を博し、「葉の変化=芸」に価値を見出す楽しみ方が現在まで引き継がれています。
葉の色や大きさ(大葉、中葉、小葉)、斑の入り方は様々で、秋から冬に赤く色づく実もとても美しいです。
新しい葉が尽きることなく開き、新しい葉とふるい葉の間に実をつけるため、子孫繁栄の象徴とされる縁起の良い植物です。




置き場所 落葉樹の下などに自生している植物なので、強い日光は苦手です。
午前中日が当たり、午後は日陰になる風通しの良い場所に置きます。
夏は直射日光に当てないようにします。
冬は室内(2度以上の凍らない場所なら大丈夫)に置きますが、なるべく10度以上にならないように気をつけ、暖房の効いた部屋に置き続けないようにします。
水やり 土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
春〜秋は乾かしすぎないように気をつけます。
肥料 春と秋に、固形の発酵油かすなどを置き肥します。(5号鉢で親指大2〜3個)
植え替え後2〜3週間はあたえません。
植え替え 1年に1回、春か秋の彼岸ごろに植え替えます。鉢から株を抜いて土を落とし、傷んだ根は取り除きます。鉢の底にゴロ土を入れ、培養土(オモト用培養土のほか、クンシラン培養土、富士砂、赤玉土などを単用するのも可能)で植え付けます。
根の間にも土が入るように、鉢を軽く打ちつけ、たっぷり水やりします。
極端な乾燥を防ぐため、表面に株を中心に円を描くように、湿らせた水ゴケを置くと良いでしょう。その後1週間は1日に2回を目安に水やりします。
剪定 長く植え替えをしないと、株が鉢いっぱいに詰まってしまいます。
株分けをして更新しましょう。
作業は植え替えと同様、春か秋に行います。鉢から株を抜いて土を落とし、根や根茎が傷んでいるようなら水洗いし、風通しの良い場所で乾かします。
傷んだ根や腐った部分は切り取ります。根茎を1株ずつに切り分け、切り口に殺菌剤(柔炭の粉末でも良い)を塗り、植え付けます。




 
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