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ユリ

ユリ科の秋植え球根
初夏から夏にかけて開花します。寒さには非常に強く、夏場の高温多湿が苦手です。
ユリの自生地を考えてみると、株元(球根)部分は、雑草に覆われていて、日陰になり、乾燥しないようになっています。ユリの種類によっては、日当たりを好むもの半日陰や日陰を好むものまであります。
皆さんがユリをご家庭で育てる場合には、どんな環境にあった植物なのかを分かっていると、上手に花を咲かせる事が出来ます。




植え付け @ 球根を植えつける前に、殺菌剤で消毒します。
* ダコニ−ルの2,000倍液または、ベンレート500倍液に30分間浸します。
* 消毒後は半日陰で乾かします。

A 植え方
* 植えつける場所の土を良く耕します。
* 地植えの場合は球根3個分、鉢植えの場合は1個分の土がかかる深さに植えつけます。
* 球根と球根の間隔は、球根2〜3個分の間隔を空けます。
* 肥料は直接球根に触れない様に置きます。
(土に混ぜ込む緩効性肥料などは便利です。)
置き場所 1.風通しが良く、日当たりを好む種類
  テッポウユリ・オニユリ・スカシユリなど
2.西日が当たらなくて、朝日が当たるような涼しい場所を好む種類
  カサブランカなどのオリエンタル系・ササユリ・ヒメサユリ・ヤマユリなど
水やり 庭植えの場合は、乾きすぎない様に注意すれば、そう気にすることはありません。
鉢植えの場合は、表面が乾いたらたっぷりと与えます。乾燥を嫌うので、乾かしすぎないように注意します。
肥料芽が動き出す頃の3月〜4月と、花が終わったあとに、土の上に骨粉入りの油かす、または、リン酸入りの化成肥料を与えます。秋の植替え時には、緩効性化成肥料を土に混ぜてあげましょう。
植え替え秋に掘りあげて、@の要領で植えつけます。
病害虫つぼみの頃にはアブラムシが付きやすいので、予防としてオルトランなどの殺虫剤を土の上にまいておくと良いでしょう。また、ついてしまったら、スプレー式のものが便利です。
ワンポイントおしべについている、葯(やく)≪花粉の部分≫は、花が開きかけた頃は、花粉が手につかないので取りやすいです。




 
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