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合歓の木(ネムの木)

マメ科の落葉高木
象潟(きさがた)や雨に西施(せいし)がねぶの花
                           芭 蕉

 江戸時代の俳人芭蕉は、雨に濡れる楚々としたネムの木を、中国の歴史に登場する絶世の美女『西施(せいし)』に見立
てて詠んだ句だと言われています。 ネムの木は夕方になると葉を閉じて、いかにも眠ったように思えることから、《眠りの木》ネムの木と名前がつけられました。
また、幻想的とも言えるほどほのかな、淡い細い糸のような花を咲かせます。花は薄紅色のふわふわとした感触で、たった1日しか花を咲かせませんが、次から次と花を咲かせます。このふわふわとした花びら?これはおしべです。日本では、北海道以外の各地に自生しています。




置き場所 できるだけ日当たりの良いところ。
横に大きく広がる習性がありますので、庭に植えるときには場所を選んで植えてください。
園芸品種では、《非ネム》と呼ばれる、赤花や白花(夜になると甘い香りがします。)、紫花などもあり、寒さには弱く新潟では冬の管理は室内となりますので、鉢植えにして楽しみましょう。
水やり 表面の土が乾いたらタップリと与えます。
どちらかといえば、多湿を好みますが、加湿には十分注意してください。
肥料花が終わってから、秋には骨粉の入った油粕や化成肥料を与えます。また、春先にも与えます。




 
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