耐寒性のある常緑低木で、強い北風を防げば新潟でも庭に植えられます。大きく育つと、2〜3mほどになりますが、剪定すれば背丈は調節できます。 ツヤツヤとした光沢のある葉は、ウェデェングの花輪に使われたり、甘い香りがするポプリの材料としても使われる「ハーブ」としても知られています。 ハーブとして扱う場合は、『マートル』と呼ぶことが多い様です。 丸みのある白い花と、たくさんの長いおしべが可愛らしく、鉢植えとしても人気です。
日当たりと水はけの良い場所で育てます。鉢植え栽培も可能ですが、 北風が強く当たる場所では、コモなどを巻いて上げると良いでしょう。 (冬場は北風の当たらない場所へ移動させて下さい。)
土の表面が乾いたらタップリと与えます。 鉢植えの場合は、水やり後に受け皿の水を捨ててください。 水が溜まり過ぎると根腐れの原因になります。注意しましょう!!
春は3月〜6月、秋は9月〜11月頃に、骨粉入り油粕や化成肥料を与えます。 また、鉢植えの場合は、月に1回は、1,000倍に薄めた液体肥料を与えると 丈夫に育ち、綺麗な花を咲かせます。
植え替えは、春の4月〜5月頃か、秋の9月〜10月に植え替えします。 庭植えにしてある大きな木の場合は、移植を嫌うので、ある程度枝を 落としてから移してあげると良いでしょう。
増やし方には、挿し木があります。剪定を兼ねて6月〜8月頃に行います。 ※置き場所や水やり等で、発根しない場合もあります。