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バラ

バラ科の落葉低木
『花の女王』と呼ばれるバラは、古代ローマ時代には、バラの花びらに埋もれるほど敷き詰めて、宴会をしたということです。 ギリシャ神話では、バラは愛と美の女神アフロディテに捧げられた花とされています。 また、クレオパトラが恋人のアントニーをお招きするときには、部屋中にバラの花を敷き詰めたと言うお話もあります。 これらのバラは対外、絢爛豪華な大輪のバラを歌ったものですが、詩人ゲーテは、【わらべは見たり、野中のバラ】と、野生の楚々とした純真無垢の清らかさを【野バラ】の詩に託しています。それほど昔から、バラは世界中の人々に愛されています。




置き場所 なるべく日当たり、風通しのよい場所で管理します。
庭植えでは牛糞など栄養タップリの用土で植えつけます。
水やり 鉢植えは夏は特に乾きやすいので注意してください。
庭植えの場合は、晴天が続くような時は、タップリと与えてください。
肥料 肥料は大好きです。
落葉期の12月頃には、牛糞や骨粉の入った油粕を与えます。
2月と9月の剪定後には花芽が付くように骨粉の入った油粕や化成肥料を与えます。
4月と10月には、いよいよ花が咲き出す頃です。
力強く咲いてくれることを願って、骨粉の入った油粕や化成肥料を与えます。
春と秋の花が咲き終わってからは、お礼肥えとして牛糞や骨粉の入った油粕を与えます。
水やりの代わりに、薄めた液体肥料を与えるのも良いです。
剪定 花が咲き終わったらすぐに、上から数えて2枚目の5枚葉の上で切り取ります。
12月から2月の冬の剪定では、ハイブリットローズは、全体の高さの2分の1くらいまで切り詰めます。
フロリバンダローズ・ミニバラは、3分の1くらいに切り詰めます。
また、混み合っている枝や細い枝、古くなって、枯れこんだ枝も切り取ります。
8月から9月頃の夏の剪定では、冬の剪定よりも軽く剪定します。
病害虫 白い粉をまぶしたような、うどん粉病や、葉に黒い斑点ができたら、黒点病です。
見つけ次第、殺菌剤を散布してください。
アブラムシやハダニには、殺虫剤を散布してください。
1本のスプレー式の殺菌・殺虫効果のあるお薬が販売されていますので便利です。
つるバラ フェンスやアーチにつるを這わせ、花を咲かせるロマンチックなつるバラは、大きくなれば外からの目隠しにもなり、庭全体を華やかに演出してくれます。

剪 定   春にたくさん花を咲かせるためは、11月から12月の落葉期に剪定と誘引       を行います。
       古い枝・細い枝・今年花をつけた枝を剪定します。
       今年花をつけた枝は、2〜3芽残します。

誘 引   なるべく太い枝を選んで、フェンスやアーチに誘引します。
       枝は麻ひも等で結んでください。
       枝の流れに沿って、他の枝も誘引して麻ひも等で結んでください。

その他の作業は、【バラ】と同じです。




 
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